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下肢静脈瘤

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慶応大学医学部外科(一般・消化器外科)血管班
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担当医師

  • 尾原 秀明

    医師 尾原 秀明

  • 松原 健太郎

    医師 松原 健太郎

  • 下河原達也

    医師 下河原達也

私たちが担当します

下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤とは脚の血管の病気です。「下肢」とは脚のふくらはぎやすねのこと。脚の静脈の弁が壊れて、ふくらはぎやすねの血管(静脈)がコブのようにふくらんだ状態を「下肢静脈瘤」と言います。40歳以上の女性に多い病気です。良性の病気ですが、まれに湿疹や潰瘍が重症化します。放っておいても治ることはありません。特に家族に下肢静脈瘤の方がいる場合は気をつけましょう。

下肢静脈瘤診断

以下の項目に思い当たることはありませんか? Yes
1.夕方になると脚がむくむ。
2.夕方になると、脚がだるくなる。
3.脚がかゆい。
4.たまに、こむら返りする。
5.不自然に血管が浮き出ている(膨らむ)。
6.クモの巣状の血管が見える。
7.大腿部の内側や下腿に大きな血管の不自然なコブがある。
8.脚が重い。
9.下腿に茶色の色素沈着がある。
10.就寝時、明け方に脚がつる。
11.静脈に沿って痛みがあり、炎症を起こしている。
12.皮膚がぼろぼろになる。
13.治りにくい湿疹がある。
  • 両側の下肢静脈瘤

    両側の下肢静脈瘤

  • 大腿の裏面に生じた静脈瘤

    大腿の裏面に生じた静脈瘤

  • 網目状の静脈瘤

    網目状の静脈瘤

  • 色素沈着・潰瘍1
  • 色素沈着・潰瘍2
  • 色素沈着・潰瘍3

静脈瘤によるうっ滞症候群で生じた色素沈着・潰瘍

下肢静脈瘤の原因

静脈は四肢の末梢から心臓に向かって血液を戻す役割を担っておりますが、血液の流れの向きが一定になるように逆流を防止する「弁」が備わっています。これらの「弁」が何らかの理由で壊れてしまい、逆流が生じて静脈が膨らんでしまうのが静脈瘤です。

正常な下肢の静脈には、逆流防止の弁がついているため、立っている状態でも下肢の血液は重力に逆らって心臓に向かって流れていきます。

しかし逆流防止の弁がこわれてしまうと、壊れた静脈だけ立っているときに血液が逆流し始めます。

その逆流の状態が長く続き、下流の静脈弁まで広範囲に壊れてしまうと、逆流はふくらはぎにまで到達し、ふくらはぎの静脈がボコボコに膨れてきます。

立ち仕事や妊娠、肥満など下肢に負担がかかる方に多く、遺伝も関係しているといわれています。

  • 女性に多く見られます

  • 加齢と共に静脈瘤発生の
    頻度が増加します

  • 妊娠・出産をきっかけに
    発生しやすくなっています

  • 美容師、調理師など長時間の
    立ち仕事の方に多く見られます

  • 親族に静脈瘤がある場合に
    発生頻度が高くなります

無症状で血管だけ浮き出ていることもありますが、一般的な症状としては足がだるくて疲れやすい、むくむ、寝ているときにつる、黒っぽい色がついてかゆい、静脈炎がおきて痛い、なかなか治らない潰瘍があげられます。

下肢静脈瘤の検査方法

下肢静脈瘤の検査は「触診」と「視診」による診断を確実にする為に、様々な検査があります。

ドプラ検査

皮膚の上から超音波をあてて、血流の音の大きさや長さで、逆流が起こっているかどうかを調べます。初診の時にすぐ行える簡単な検査で、診断に必要なほとんどの情報を得ることができます。痛みはありません。

カラードプラ検査

皮膚の上から超音波をあてて、血液の流れを視覚的に調べます。血管の中を見ることができ、血管の太さや逆流をカラーの画面で判断することができます。痛みはありません。

容積脈派(ようせきみゃくは)検査

脚にマンシェットという空気で膨らむカバーを巻いた状態で、患者さんにつま先立ち運動をしてもらいます。脚の運動による静脈の容積変化を調べることで、筋肉のポンプ機能や血液の逆流を判断することができます。痛みはありません。

レントゲン検査

脚の甲の静脈に針を刺し、造影剤(レントゲンに写る薬品)を注入。レントゲンで撮影するため、正確に静脈の状態をみることができます。まれに造影剤に対するアレルギー反応が出ることがあり、注意が必要です。

下肢静脈瘤の治療

下肢静脈瘤自体は生死にかかわるような悪性の病気ではありませんし、下肢の切断につながるようなこともありません。しかし徐々に進行していく慢性疾患であり、患者さんと症状を相談しながら希望に応じて治療を行っております。
保存的治療としては弾性ストッキング着用による圧迫療法がありますが、注射による硬化療法、外科的手術として静脈抜去術(ストリッピング手術)や高位結紮術およびレーザー治療をすべて保険適用で行っております。通常2泊3日(手術前日午後入院、手術翌日退院)で行っておりますが、ご都合によっては1泊2日の治療も可能です。
当院では下肢静脈瘤手術において20年間で3000例以上の実績があります。


下肢静脈瘤の治療方法

圧迫療法

下肢を圧迫して静脈の心臓への流れを促すという、下肢静脈瘤の治療法の中で最も基本的な治療法です。当院では医療用の弾性ストッキングを使用し、足を圧迫して血流を改善させることで症状の改善を目指します。下肢静脈瘤は下半身の血流悪化によって発生するものなので、圧迫は逆効果のように思えるかもしれません。しかし、適度な圧力であれば血流を変化させることができるのです。ハイソックス、ストッキング、パンティストッキングなどお好きなタイプとサイズからお選びいただけます。

硬化療法

下肢の静脈に硬化剤を注射して、固める治療法です。注射によって血管が硬くなるため「硬化療法」と呼ばれています。注射したあとに下肢を包帯や弾性ストッキングで圧迫し、血管の内側を接着させて患部を閉塞させると、最終的には消えてなくなります。手術のような跡が残らないので負担が軽く、10分ほどで行うことが可能です。

静脈除去手術(ストリッピング手術)

下肢静脈瘤の根治的な治療法として、古くから行われている手術手技の1つで、主に伏在型静脈瘤が適応となります。弁の機能不全を起こし血流が逆流している大伏在静脈もしくは小伏在静脈の血管内に、手術用ワイヤーを通してワイヤーを引き抜くことにより悪くなった血管を取り去る手術法です。創は、主に大腿部の付け根と膝周囲の2箇所を切開して行うことが多く、状況により小さい静脈瘤を小さな創から切除する場合もあります。レーザー治療に比べて再発率が低いとされており、一番確実な治療法とされています。
しかしながら、ストリッピング手術は静脈を抜去するため、周囲を走行している知覚神経を傷つけてしまい、術後にしびれや疼痛が持続することがあります。また、切開に伴う手術痕が残るという点では、美容面での問題があります。
手術は多くは下半身麻酔や全身麻酔で行われることが一般的ですが、当院では麻酔に伴う身体への影響を軽減するため、局所麻酔と静脈麻酔とを適切に併用し手術を行っています。そのため、術後早期の日常生活への復帰が可能となり、当院では基本的に2泊3日の入院での手術加療を行っています。

腿の付け根と膝周囲の2箇所に切開を置き、悪くなった静脈を確保します。

静脈内にワイヤーを通して、ワイヤーと血管とを一緒に引き抜きます。

残った静脈は糸で結んで、出血を予防します。

高位結紮(けっさつ)術

静脈の中で、逆流が起こっている部分の血管をしばって切断する手術です。硬化療法と併用されることが多くあります。負担の少ない手術ですが、再発の可能性があります。

レーザー治療

細いファイバーを下肢の静脈に挿入して、レーザーを当てて静脈瘤をふさぐ手術です。麻酔をかけて細い管を静脈の中に通すだけなので、痛みやからだの負担が軽く、治療の跡も目立ちません。片足10分ほどで治療が可能であり、日帰りの手術が可能です。手術当日から普段通りに過ごせます。再発率がほとんどありません。

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