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インフルエンザ検査のタイミング

今日は病院の外でも初雪が見られました
ここ数日寒い日が続きますね。
当院にも風邪やインフルエンザの患者様が増えており、
この1週間は外来もいつもより混んでいて、お待たせさせてしまうことも多くありました。

今日はインフルエンザ検査について書かせていただきます。

インフルエンザの検査は鼻の中の粘膜を採取します。
これが痛いことがあり、私も苦手なのですが、
インフルエンザのウィルスは鼻の奥の粘膜が一番検出されやすくなっています。
なので、正確な検査結果を出すためには、鼻の中での検査が必要になります。

その後は、採取したものを検査キットで反応させます。
この間、10分ほどで結果は出ます。
 
ここで皆様に知ってほしいのが、検査のタイミングについてです。
発症から12時間以内は陽性反応がでにくいというのを、聞いたことはないでしょうか?
12時間以内でもインフルエンザ検査でちゃんと陽性がでるケースも多々ありますが、
誤った検査結果にならないためにも、12時間以上のほうが望ましいといえます。

またインフルエンザの薬は発症から48時間以内に薬を服用しなければ、
十分な効果は期待できないとされています。

つまり、インフルエンザの疑いで来院される方は、
発症から12時間以上、48時間以内に受診することをお勧めします。

3連休で人の多いところに出かける方も多いと思いますので、
マスク、うがい手洗いをして、寒い冬を乗り切りましょう
 

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